時間×お金、どっちをとる?コストでみるグリーンスムージーの選び方
グリーンスムージーを飲むにあたって一番気になるのはその栄養や効果。でも、コストだって気になりますよね。
野菜や果物は値段が高いイメージがありますし、あんまりコストパフォーマンスが悪いと続けるのは難しいなあ、と思う人もいると思います。
グリーンスムージーを「コスト」という視点から見て選ぶとどうなるのでしょうか?「外で飲んだ場合」と「自分で手作りした場合」、そして「粉末タイプを購入した場合」の三つに分け、「時間的コスト」に加えて「金銭コスト」という視点から検証したいと思います。
カフェなどで飲む場合
最近はスムージーを出すカフェやスムージーの専門店も増えてきて、外でスムージーを飲む機会は以前よりぐっと増えました。
カフェ等でグリーンスムージーを飲んだ場合、一杯がおおよそ600~700円。
ごくたまになら良いかもしれませんが、あまりコストパフォーマンスが良いとは言えません。毎日続けるには向いていませんね。
ですが、外でグリーンスムージーを飲むメリットもあります。
まず自分で作らず、誰かが作ってくれたものを飲むという点で「時間的なコスト」は一番かかりません。
そして、カフェやスムージー専門店では、素材を特別なところから取り寄せていたり、一般人にはなかなかできないようなこだわりや独自色を持っていたりするものです。
メニューもすべての人に美味しい!と思ってもらえるように考えつくされたもの。たまには勉強だと思って、外で提供されているグリーンスムージーを試してみてください。新しい発見があるかもしれません。
粉末タイプの場合
粉末タイプのグリーンスムージーは、コスト面でとても優秀といえます。大体一袋が2,500~3,000円で売られており、一杯あたりにかかるコストは100~250円です。もっと低いものもあります。
作り方も粉末と水をミックスするというシンプルなものなので、様々な素材を購入・カット・冷凍保存する手間がなく、時間的なコストも大幅にカットできます。腹持ちが良いので、食事代わりにもなるのが嬉しいところ。
加えて、一袋に含まれている原材料は90種類から100種類を超えることもあります。
それぞれの量は少しですが、普段の食生活では取りきれないような多種多様な栄養素を一度に取ることができるのもとても効率の良いことです。
忙しい人にはぴったりのグリーンスムージーといえるでしょう。
手作りする場合
手作りのグリーンスムージーにかかるコストは一概にいくらとは言えず、難しいところがあります。使う材料や作る量によって金額も変わるし、天候や不作による価格変動で材料自体のコストにもかなりの幅があるからです。
例として、優香さんが飲んでいたというグリーンスムージーにかかるコストを見てみましょう。
【材料】
- バナナ1本…50円
- みかん3個…120円
- キウイ1個…100円
- ほうれん草1/4束…80円
- 水1カップ
合計:350円
価格は私の近所のスーパーマーケットを参考にしてみました。優香さんはこのグリーンスムージーを朝食代わりに取っているということです。
朝ごはんに350円。喫茶店のおトクなモーニングと同じくらいの値段でしょうか。
小松菜とバナナ程度のシンプルなスムージーなら100円くらいで作れる一方、マンゴーやアサイーなど特別なフルーツを使えばそれだけ値段も上がります。
手作りのコストを抑えるコツは、旬の野菜や果物を使うこと。
旬の時季にとれた素材の栄養価は一番高いので、栄養面でみてもとても優秀です。また、安売りされているときにまとめ買いをして、冷凍保存をしたものを少量ずつ使うのも節約につながります。
素材を選んだり、カットや冷凍保存の手間などの時間的なコストは一番かかりますが、自分で選んだ素材を使うことができる=何が入っているかわかる安心感も含めてのコストです。健康と安心をお金で買うという感覚かもしれません。
コスト重視のグリーンスムージーライフ
「毎日何かを続けるのは苦手」「健康に良い美味しいものを、体が欲しいと思ったタイミングで飲みたいな!」という人は外食グリーンスムージータイプ。
「忙しい毎日だから、できるだけ手軽に健康と美容に良いことをしたい!」「コストもあまりかけたくない!」という人は粉末グリーンスムージータイプ。
「やっぱり素材そのものを使うのが一番安心。工夫次第では低コストになるし、安心も健康も美味しさも全部手に入れたい!」という人は手作りグリーンスムージータイプを選ぶとうまくいくかもしれません。
どこにコストをかけて、どこのコストを節約するかは人によって違いますし、どれが間違っているということもありません。自分の性格やグリーンスムージーを飲む理由を考えた上で、楽しんで続けられるベストな選択をしてくださいね。