グリーンスムージーダイエットに運動をプラス!効果的に痩せよう
グリーンスムージーはダイエット効果の高い飲み物ですが、それに他の要素を合わせるとダイエット効果を向上させることができます。
手軽にできるのがグリーンスムージーダイエットの利点ですが、もしやる気があるのでしたらこういったものを取り入れるのもいいでしょう。
ここではその組み合わせとして、運動との組み合わせをご紹介したいと思います。
運動と組み合わせる利点は?
ダイエットでは無駄な栄養を摂取しないという事も大切ですが、脂肪を燃焼させることも非常に重要です。
無駄な栄養を摂取しない事は「脂肪を付けない」ということ、脂肪を燃焼させる事は「脂肪を減らす」ということになります。
脂肪を燃焼させるには運動が一番効果的ですが、その運動をグリーンスムージーと組み合わせることで、より安全に効率よくダイエット効果を出すことができます。
運動の危険性を回避できる
運動には、実は危険な場合が存在します。
それは空腹時に運動をしてしまうことです。
空腹時に運動をしてしまうと、血液の中に含まれているブドウ糖が減少します。すると低血糖症という症状になる恐れがあるのです。
低血糖症になると、貧血や、最悪の場合では心臓麻痺を引き起こす危険もあります。
では食事してから運動すればいいの?というとそうでもありません。
食事をしてから運動をすると消化不良を引き起こします。食事してから運動するとわき腹が痛くなることがありますよね?あれは消化不良を起こしているためなのです。
空腹でもダメ、食事してからもダメ、ではどうするのか。
そこでグリーンスムージーの出番なのです。
グリーンスムージーは、生の葉野菜やフルーツを皮のまま丸ごとミキサーにかけた飲み物なので、非常にドロドロした液体です。
つまり固体ではないため、運動と組み合わせて摂取しても消化不良を起こしにくく、普通の食事よりも体への負担が非常に軽いのです。
そのため、グリーンスムージーは運動と組み合わせることに非常に適しているのです。
運動の効果を向上させる
運動は、単純に脂肪を燃焼させるということの他に、筋肉をつけて基礎代謝を向上させ脂肪燃焼効率を上げるという働きがあります。
つまり運動をすると、
筋肉がつく→基礎代謝がアップ→脂肪が燃えやすくなる→痩せやすく太りにくくなる
ということです。
グリーンスムージーにはビタミンやミネラル類、食物繊維が豊富に含まれています。
これらの栄養素は筋肉をつけることに効果的に働きます。
筋肉を作るにはタンパク質が必要不可欠です。ですので、運動前にはタンパク質を摂取することが良い筋肉を作ることにつながります。
そのタンパク質はアミノ酸によって構成されています。タンパク質自体はグリーンスムージーには含まれていませんが、素材である葉野菜にはタンパク質の材料であるアミノ酸が豊富に含まれています。
つまり運動と組み合わせてグリーンスムージーを飲むことによって、良い筋肉を作ることができるということなのです。
またグリーンスムージーに含まれる豊富な栄養素は、基礎代謝の向上にも効果的です。
ですので運動の持つ、「筋肉をつけて基礎代謝を向上させ脂肪燃焼効率を上げる」=「痩せやすく太りにくくなる」という働きにとって非常に効果的なのです。
組み合わせて行う方法
実際に組み合わせる方法ですが、これは単純に飲むだけです。
ですが飲むタイミングや注意点がいくつかあります。
グリーンスムージーを飲むタイミング
飲むタイミングですが、これには「運動前」と「運動後」があります。
この飲むタイミングによって効果が変わってきます。
運動前に飲む場合は、事前に栄養補給ができているため筋肉が作られやすくなります。
そのため基礎代謝が向上しやすく、脂肪が燃焼しやすくなるため、痩せやすく太りにくい体を作ることにつながります。
また空腹による低血糖症の危険性を回避することができます。
運動後に飲む場合は、運動後に栄養を摂取することでエネルギー不足を補うことができるため、疲れやダメージが残りにくくなります。
また運動によって壊れた筋肉を回復させたり、運動で消費したエネルギーの代わりとして筋肉が分解されることを防ぎます。
つまり、
運動前に飲む→ダイエットに効果的、低血糖症の危険性を回避
運動後に飲む→疲れが残りにくい、筋肉の破損や分解を阻止
ということです。
運動前に飲む場合は「運動の効果の向上」、運動後に飲む場合は「運動による負担のケア」、という感じですね。
基本的にどちらのタイミングで飲んでもいいのですが、一般的には体への負担を考慮して運動前に飲むのがいいとされているようです。
組み合わせる際の注意点
組み合わせることはいいことなのですがいくつかの注意点があります。
まず運動前、運動後の両方に言えることですが、過度な運動は控えましょう。
過度な運動をした場合、いくらグリーンスムージーを飲んでいても栄養が足りなくなり、貧血や体調不良を起こす恐れがあります。
また体への負担やダメージも大きくなるため、グリーンスムージーでもダメージや疲労などをカバーできなくなる可能性があります。
何事もやりすぎは禁物なので、適度な運動を心がけましょう。
次に運動前に飲む際の注意点ですが、グリーンスムージーは運動を始める2時間ぐらい前に飲むようにしましょう。
これは消化吸収されるまでに大体2時間ぐらいかかるためです。
しっかり吸収されてから運動をすることで内臓がもたれたりするようなこともなく、栄養面でもしっかりとした準備ができた状態となるのです。
最後に運動後に飲む際の注意点ですが、運動後45分以内に飲むようにしましょう。
運動後45分はゴールデンタイムと呼ばれ、成長ホルモンが分泌されて筋肉へのアミノ酸輸送量が3倍にアップすると言われています。
アミノ酸は疲労回復や筋肉の合成、ダメージ修復などに必要不可欠です。ですので吸収されやすい間に摂取しましょう。
また水分の摂取も心がけてくださいね。
まとめると、
- 過度な運動は控える
- 運動前に飲む場合は始める2時間ぐらい前に飲む
- 運動後に飲む場合は運動後45分以内に飲む
- 水分補給はしっかりする
ということです。
まとめ
運動といえば最もポピュラーなダイエット方法ですが、グリーンスムージーと組み合わせることによって、より安全に、より健康的に、より効果的にダイエットをすることができます。
何事も無理は禁物なので、無理そうだと感じるなら止めておいた方がいいですが、もし運動もできる!と感じるのなら、ぜひ試してみていただきたいと思います。