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グリーンスムージーで体調不良!?いいえ、それは好転反応です!

   

グリーンスムージー_好転反応
グリーンスムージーを飲んでしばらく経った人が、こんな症状を訴えることがあります。

「グリーンスムージーを飲んでいたら体調が悪くなった!」
「グリーンスムージーを飲むと悩んでいた症状がもっと酷くなったんだけど……」

これだけ見ると、グリーンスムージーが身体に良くないモノか、危ないモノのように見えるかもしれません。実際、こうした症状が不安になり「やめてしまおうか……」と思う人も多いそうです。

ですが、心配する必要はありません!ここでグリーンスムージー生活をストップしないでくださいね。これはグリーンスムージーの力が働いた結果の、いわば「カラダの中からキレイになるサイン」なのです。

好転反応ってなに?

「好転反応」という言葉を知っているでしょうか。英語ではCleansing Reaciton(クレンジング・リアクション)といい、日本語にそのまま訳すと「クレンジングをすることによって起こる反応」を指します。

つまり、一言であらわすならば「身体の中の悪いものを外に出すときに、一時的に起こる体調不良」のことです。

好転反応のしくみ

私たちが普通に生活しているだけで、カラダの中には様々な毒素が蓄積されてきます。この毒素を出すような動きがあったとき、毒素は血流の中に放たれ、適切に処理され排泄されるのを待つことになります。

このとき、溜まっていた毒素が身体の中に一気に出てしまい、処理が追いつかなかった結果として様々な体調不良が起こるのです。

「好転反応」という言葉そのものは、元々は東洋医学で使われていた用語でした。しかし現在は整体、ヨガなどにとどまらず、アトピー治療やカウンセリングを受けたあとに起こる症状等にも幅広く使われるようになっています。

これは、カラダに何らかの働きかけがあった場合、こうした反応が起こるのは珍しくないということです。カラダの正常な反応なので、安心してくださいね。

グリーンスムージーの好転反応

では、グリーンスムージーでどうして好転反応が起こるのでしょうか?

例えば、今まで朝ごはんは食べない、お昼はカップスープにおにぎり、夜はコンビニのお惣菜、という生活をしていた人が、毎朝スムージーを飲むようになったとしましょう。

野菜や果物をほとんど摂っていなかった人が急にそれらを、しかもたくさん摂取することになり、カラダの中にクレンジングのために必要な食物繊維や酵素が取り入れられます。

こうしてカラダの大掃除が始まった結果、一時的な反応として好転反応が起きてしまうのです。

だいたい2~3日くらいで症状が出始めることが多いですが、カラダの反応が悪かったり、症状がとても良くない場合、症状が出るのに時間がかかることもあります。

よくある好転反応の症状

スムージーで起こる好転反応としてよく挙げられるものに、

  • 頭痛
  • だるさ、疲れ
  • 下痢
  • 眠気
  • 微熱のような症状
  • お肌の不調(吹き出物など)

などがあります。

症状は人によって様々で、これまで悩まされていた症状がより強く出るようになるパターンが多いようです。

好転反応が出たら、どうしたら良いの?

もしもツラい好転反応が出てしまったらどうしたら良いのでしょうか?

まずは無理に続けないことです。カラダが毒素を出そうとがんばっているときなので、これ以上無理にがんばらせてはいけません。

ですが止めてしまうのではなく、スムージーの量を減らしたり、お水の量を増やしたり、1日1回飲んでいたのを2日1回にしたりするなど間隔を空けたりして、症状がおさまるまでうまく付き合っていってください。

ハーバールティーやレモンジュースを飲むことでデトックスを助けるのも一つの手でしょう。

好転反応は個人差もありますが、3日前後続きます。不快な症状がおさまったら、カラダの中が新しく生まれ変わっているはずです!がんばってください!

好転反応が出なかった=効果がない?

ちなみに私は、スムージーを飲んでいて好転反応らしい症状が出たことはありません。漢方などでは「好転反応が出るのは病気が治りかけている先駆け」であるとされていると聞いて、「私には効果が出ていないのかな?」なんて心配になったこともありました。

好転反応が出ない人に効果が出ているのか出ていないのかについては諸説あり、はっきりしたことは言えません。ですが、少なくともスムージーでたくさんの栄養を摂ることはカラダにとって嬉しいことであるのは間違いありません。

好転反応が無かった人も、自分のカラダが喜んでいればそれで良いんだ!とポジティブに捉えましょう。カラダの声を聞き、自分のカラダに出てきた効果を喜ぶことがもっとも大事なことではないでしょうか。

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