グリーンスムージーダイエットに+α!組み合わせてさらなる効果
グリーンスムージーダイエットは健康的で効果の高いダイエット方法ですが、より効率的にダイエット効果を出すには、グリーンスムージーだけではなく、その他の要素も組み合わせると効果的です。
ここではさらに効果を出すための+α要素についてご紹介します。
食生活の改善との組み合わせ
グリーンスムージーを取り入れるだけでもダイエットには効果的ですが、もともとの不健康な状態を改善することによって、総合的な効果の向上が期待できます。
「-5」に「+5」を足すよりも「0」に「+5」を足すほうが数は大きくなりますよね?
これは食生活を改善することによって、「-5」をできるだけ「+」に近づけようというものです。
ここで注意して欲しいことは、食生活の改善は「食事の改善」であって「食事の制限」ではないという事です。
制限は「単純にカットすること」であり、大抵「体に良いモノも悪いモノもまとめてカット」されますが、そうではなく、「余分なモノをカットして良いモノを取り入れる」ことを行いましょうということです。
これによって体に負担をかけることなく、またリバウンドしにくくになります。
食生活の改善には、
- 食べるもの
- 食べる量
- 食べるスピード
- 食べる時間
に気をつけることが大切です。
食べるもの
これは高カロリー、高脂質、高塩分、高糖質なものをなるべく控えるようにして、代わりにそれらが少なく体にとって良い栄養素を豊富に含む食材を意識的に摂取することが大切です。
しかし無理は禁物です。
ストレスで太る原因になりますし、これらのカットしたほうがいい栄養素も現代人が採りすぎているというだけで、本来人間には必要な栄養素です。リバウンドしやすくなりますので、無理や極端なカットは止めましょう。
さて、具体的な食品ですが、野菜などのビタミンやミネラルの多いものや、フルーツなどの抗酸化作用のあるものがいいでしょう。ちなみにフルーツは糖質を含むのであまり食べ過ぎてはいけません。
お肉も、なるべく脂分やカロリーの低くヘルシーな鶏肉や、ビタミンの多い豚肉の油が少ない部位のモノを食べるほうがいいでしょう。たんぱく質を意識して摂取するのであれば、大豆などの低カロリー高たんぱくな食品がオススメです。
また飲み物でも、ジュースやアルコールの飲みすぎには気をつけましょう。飲んではいけないわけではありませんが、なるべく控えて水やお茶をメインに飲むようにしましょう。
食べる量
当たり前の話ですが大量に食べ過ぎると太ります。一般的には腹八文目ぐらいがいいとされています。
もしお腹が空くということであれば、食事の際に甘いものやお腹に貯まりやすいものを「少し」取り入れると満腹感が出ます。あくまで「少し」です。
また何かをしながら食事をする「ながら食事」を止めることで食事に集中でき、満腹感を得やすくなります。
食べるスピード
これは、案外気にしている方は少ないですが実は大きな要素です。
早食いは、満腹感を感じる前に食事を大量に摂取するため、食べ過ぎてしまいます。
その結果、栄養を摂取しすぎてしまい(たいてい高カロリーや高脂質なモノ)、健康を損なったり太ることになります。
ゆっくりと味わいながら、楽しみつつ食事するようにしましょう。
食べる時間
よく言われますが、寝る前に食事をすると太る原因となります。
睡眠の質も下がり、疲れやストレスを貯め込みやすくなり、それがさらに太る原因になります。睡眠前の3時間は何も食べないようにしましょう。
また3食しっかり食べることによって、夜寝る前や変な時間に食事することを防ぐことができます。
グリーンスムージーダイエットを取り入れている場合は、置き換えによって朝食をグリーンスムージーにしている場合が多いと思いますが、そのグリーンスムージーもしっかりと飲みましょう。
さらにこれも有名ですが、間食は止めましょう。余分なエネルギーを摂取することになるため太ります。
もしどうしても甘いものが食べたい場合は、食後に食べるましょう。満腹感により食べる量が抑えられます。洋菓子は避け、コレステロール値が低い和菓子がオススメです。
運動との組み合わせ
脂肪を燃焼させるには運動が効果的ですが、グリーンスムージーと組み合わせることで、より安全に効率よくダイエット効果を出すことができます。
運動は空腹時に行うと、血中のブドウ糖不足により低血糖症という症状を引き起こす可能性があります。低血糖症になると、貧血や、最悪の場合では心臓麻痺を引き起こす危険性もあります。
運動前にグリーンスムージーを飲むことで、それを回避することができるのです。
また、グリーンスムージーにはビタミン類、ミネラル類、アミノ酸、食物繊維を豊富に含んでいます。
これらの栄養素は運動によって良い筋肉を作ることにつながります。筋肉がつくと基礎代謝が向上し、脂肪燃焼効率が上がるため、痩せやすく太りにくくなるのです。
ちなみにグリーンスムージーにも基礎代謝の向上効果があるため、より痩せやすく太りにくい体になるのです。
組み合わせる方法
単純に飲むだけです。
ですがその飲むタイミングによって効果が変わってきます。
運動前に飲む場合は、運動を始めた時点ですでに栄養補給が終わっているため筋肉が作られやすくなります。そのため基礎代謝が向上しやすく、その結果、痩せやすく太りにくい体を作ることにつながります。
また、先ほど説明した低血糖症の危険性を回避することができます。
運動後に飲む場合は、エネルギー不足を補うことができるため、疲れやダメージが残りにくくなります。
また壊れた筋肉の回復や運動で消費したエネルギーの代わりに筋肉がたんぱく質に分解されて吸収されることを防ぎます。
注意点は?
激しい運動は控えましょう。いくら栄養を補給しているからといっても消費しすぎれば足りなくなります。
疲れやダメージの回復にも追いつかなくなるので、適度な運動量に留めることが大切です。
また消化吸収の効率が高いグリーンスムージーでも、消化吸収されるまでに大体2時間ぐらいかかるので、運動前に飲む場合は運動を始める2時間ぐらい前に飲むようにしましょう。
さらに運動後に飲む場合ですが、運動後45分以内に飲むようにしましょう。
運動後45分間は、成長ホルモンが分泌されて筋肉へのアミノ酸輸送量が3倍にアップする「ゴールデンタイム」と呼ばれています。アミノ酸は筋肉の材料となるたんぱく質の合成に必要な成分であり、疲労回復や筋肉のダメージ回復に必要不可欠です。
ですので45分以内に飲むのが一番効果的だと思われます。
プチ断食との組み合わせ
これはファスティングダイエットとも呼ばれる、ごく短い期間の断食を行うダイエット方法のことです。
断食することで内臓を休め、次に内臓が活動し始めたときに、より活発に働いてくれるようにするというものです。
内臓にだって休息は必要なの!ということです。
内臓を休めることによってどのような効果があるのかというと、体内の毒素や老廃物の排出力上がる、いわゆるデトックス効果が期待できます。
それにより脂肪の燃焼効率が上がり、さらに摂取カロリーが低下することで、より効率よく痩せることができるのです。
グリーンスムージーダイエットとこのプチ断食を組み合わせると、グリーンスムージーのボリューム感が空腹感を和らげてくれます。
またグリーンスムージーは、カロリーが約20~50キロカロリーと非常に少なく、またミキサーによって細胞壁がズタズタになった流動食なので非常に吸収率が高いため、断食の効果を邪魔せず、内臓に負担をかけずに摂取できるのです。
さらに豊富に含まれるビタミンやミネラル類、食物繊維などによって断食中でも栄養が摂取できるため、健康的でリバウンドの心配もほぼなくダイエットが出来るといわれています。
つまりグリーンスムージーダイエットと断食を組み合わせることで、内臓に負担をかけることなく体の内側から無理なく健康的にダイエットできるということなのです。
ただし、間違った方法で行うと体に大きな負担をかける場合があります。ハンパな知識や思い付きで行うのは止めたほうがいいでしょう。
なるべくハウツー本でしっかりと知識をつけたり、インストラクターの指導を受けながら行いましょう。
やり方は?
やり方ですが、これは簡単に言うとグリーンスムージーダイエットの基本的な方法である「置き換え」の発展形で、3食全てをグリーンスムージーに置き換えるというものです。
しかしいきなり3食を置き換えると空腹感を煽りますし、急激な変化によって体に負担がかかり、またリバウンドの可能性も上がりますので、「準備期間」「断食期間」「回復期間」と段階を踏んでいきます。
最初は各一日ずつにし、週末に行うのがいいでしょう。
いくらグリーンスムージーを飲んでいても、体力を消費すると空腹感が強くなる可能性があるので、なるべくゆっくりできる週末がオススメです。
1回で飲むグリーンスムージーの量は1リットルぐらいが推奨です。
- 準備期間(金曜日)
- 断食期間(土曜日)
- 回復期間(日曜日)
朝食、もしくは夕食のどちらかをグリーンスムージーに置き換える
昼食とグリーンスムージーを飲まなかった方の食事は軽めにとる
3食全てグリーンスムージーにする
激しい運動は控える
準備期間と同じで朝食、もしくは夕食のどちらかをグリーンスムージーに置き換える
昼食とグリーンスムージーを飲まなかった方の食事は軽めにとる
このスケジュールがきつい場合は慣らし期間である準備期間を長めに取るといいでしょう。
注意点はあるの?
- 断食期間は最長でも3日までにする
- 一度断食を行ったらもう一度行うまでに少なくとも一週間はあける
- 断食明けは消化のいい食事を心がける
- 栄養価の高いグリーンスムージーを選ぶ
あまり長期間行うと健康や美容にとって悪影響が出る可能性があるため、断食期間は長くても3日までにしましょう。
短期間で何度も行うと栄養不足になる可能性がありますので、十分な期間を空けて次を行うようにしましょう。
断食明けは内臓をいたわるように消化のよいものを食べるようにしましょう。
グリーンスムージーの栄養価が低いと意味がありませんので、栄養豊富なグリーンスムージーを選びましょう。
まとめ
どの方法も、グリーンスムージーダイエットと組み合わせることによって、さらなるダイエット効果が期待できるものです。
しかしダイエットにしか効果がないわけではありません。
どれも単体で健康的なものなので、グリーンスムージーの持つ健康効果や美容効果と合わせてさらなる向上が期待できます。
全て実践するのはさすがに難しいですが、もし気になるものがあれば実践してみてもいいでしょう。ぜひ自分に合った方法を見つけてみてください。